2012年07月01日

夏越の祓(なごしのはらえ)

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湯島天神の正面は不忍池側ではなく本郷側。2本の大きな銀杏の木が鳥居を挟んでいます。

年に2回、大晦日と6月30日にそれまでの半年間の罪や穢れを払うため、「大祓」が行われてきました。
701年の大宝律令によって正式な宮中の年中行事に定められ、一時的な中断はあったものの、現在まで受け継がれてきた神事です。

ちょうど昨日、湯島天神でこの神事に参加してきました。
まずは大祓詞(おおはらえのことば)が書かれた冊子と、人形(ひとがた)をいただき(1000円〜)、人形に名前を書いて納めます。

若い神職さんから大祓のいわれなどをざっくり聞き、このあたりが江戸っ子で、まあわからないところは、「一個人」とかネット見てください、という砕けたもの。
その後、宮司さんによる祝詞があり、塩ではなく、お清めの細かく刻んだ和紙を体に振りかけます。
そして、メインイベント、参加者全員で「大祓詞」を唱えます。
大祓は茅の輪をくぐるのが目的ではなく、この祝詞をあげることが一番大切なのだとか。
この世のさまざまな罪、穢れは、知らぬ間に身に受けてしまうので、それをきれいに祓い、心の掃除をするわけです。


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茅の輪前を片づけて・・・

その後、ようやく茅の輪が解禁となり、宮司さん、神職さんを先頭にぐるぐるみんなでめぐり、直会(なおらい)に、御神酒とペットボトルのお茶をいただきました。

参加者は意外と若い人が多く、みんな神妙な表情。
私世代より若い人たちって、祖父母から伝統神事を受け付いでない人が多いのだと思いますが、こういう伝統には、なにかしらの目的があるはず。ぜひ若い世代の人たちにも知ってほしいですね。

心の掃除を終えて、また半年、清々しいスタートが切れました。

なお、個人的な意向で、私はお祓いは受けないことにしています。神社もお寺も。
厄除けも、災難除けもしません。祈祷や願掛けもしません。
なので、今回、人形も納めませんでした。
来るならなんでもウェルカムな気持ちでおります。



posted by みやこ at 21:52| Comment(0) | 東京と首都圏のお寺と神社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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