2010年04月19日

東京国立博物館で仏像ウォッチ

愛染明王.jpg

アリオ亀有内の「コミュニティアリーナ」で開講中の「仏像のひみつ」。
いつもは座学ですが、今回は外に飛び出し、実物を眺めに行ってきました。
場所は上野の東京国立博物館、通には「東博トーハク」と呼ばれる、国宝、重文の宝庫。

ここには昔からいい仏像が揃っています。なにも特別展ではなくても、通常陳列の「ブツ」がいいんですよ。

独立行政法人になってから、中央に建つ本館の陳列方法がちょっと変わったのですが、この3月末から一階階段下では「仏像の道−インドから日本へ」と題する特別展示が展開されています。
インド・ガンダーラから日本に来るまでに、仏像がどのように変化していったのかが、一目瞭然。
なかなかおもしろい展示です。

また1階の「彫刻」展示室には、めずらしい会津や山梨などの地方仏もあって、なかなかいい感じ。

ここで注目なのが、上記写真のお方。
「愛染明王あいぜんみょうおう」です。
ちっとコワイ顔ですが、恋愛、家庭円満の御利益がある仏さま。
鎌倉時代の作ですが、秘仏だったのか、色彩や造形がしっかり残っていて、めちゃめちゃ美しい!
苦難にも負けない強さを表す獅子の冠をかぶる、異色の仏です。

この仏さま、明治時代初期に、廃仏毀釈で廃絶してしまった奈良の永久寺の出。
このお寺は東大寺、興福寺、法隆寺に次ぐ大寺院で、江戸時代には「西の日光」と呼ばれた大寺院。
の愛染明王を眺めていると、さぞや華麗な仏像をたくさん持っていたのだろうと、想像できます。
今では跡形もなく、寺宝もどこへ行ったか闇に包まれている部分も多いのです。

愛染明王は東博の所蔵となっています。
そのおかげで、フラッシュなしなら写真撮影OK。
独立行政法人になったおかけで、ここでかなりの仏像写真をゲットできるようになりました。
撮影×印以外は、写真OKなのです。
うふふふ。
また撮りに行ってこよう〜。


あ、「仏像のひみつ」講座はいつでも体験レッスンに参加できます。
ぜひ覗きに来て下さいませ。




posted by みやこ at 22:18| Comment(0) | 仏像講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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